ISOをDVDに書き込む方法(Window+ Mac)
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この記事では、Windows 10/11とMacでISOをDVDに書き込む方法を紹介します。Windows PCでもMacでも、直接ISOイメージファイルをDVDに書き込むことができる標準機能が搭載されています。ただし、Windows PCの場合、その書き込みツールが直接表示されない場合がありますので、ここでは表示されない場合の解決方法も紹介します。
Windows 11の場合
- エクスプローラーを起動し、ISOファイルを保存しているフォルダを開きます。そのISOファイルを選択すれば、上部のツールバーで「書き込む」ボタンが表示されます。
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- 「書き込む」をクリックします。するとWindows ディスク イメージ書き込みツールが起動します。DVDディスクをドライブに挿入し、「書き込み」ボタンをクリックすればOKです。
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- 書き込みが完了するまで待ち、「ディスク イメージはディスクに正常に書き込まれました」が表示されればOKです。「閉じる」をクリックします。
- 注意:ISOファイルに入るではなく、ISOファイルが保存されているフォルダに入ってください。ISOファイルをダブルクリックして入ると、そのISOがマウントされ、仮想ドライブが作成されます。その仮想ドライブに入ると、ISOファイルの中身の内容が表示され、上部のツールバーに「書き込み」ボタンが表示されません。
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Windows 10の場合
- エクスプローラーを起動し、ISOファイルを保存しているフォルダを開きます。そのISOファイルを右クリックして、「ディスク イメージの書き込み」をクリックします。

- あるいは、そのISOファイルを左クリックします。すると上部のツールバーに「管理/ディスク イメージ ツール」タブが表示されます。そのタブに入り、「書き込み」をクリックします。
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- するとWindows ディスク イメージ書き込みツールが起動します。空のDVDディスクをドライブに挿入し、「書き込み」をクリックすればOKです。
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- 書き込みが完了するまで待ち、「ディスク イメージはディスクに正常に書き込まれました」が表示されればOKです。「閉じる」をクリックします。
「書き込む」ボタンが表示されない場合
- ISOファイルを選択しても上部に「管理/ディスク イメージ ツール」が表示されなく、右クリックしても「ディスク イメージの書き込み」項目がない場合は、「プログラムから開く」を選択します。「Windows ディスク イメージ書き込みツール」が表示されている場合、クリックすればOKです。
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- 「プログラムから開く」にも「Windows ディスク イメージ書き込みツール」が表示されていない場合は、「別のプログラムを選択」をクリックします。
- 「このファイルを開く方法を選んでください」画面が表示されます。一番下にスクロールして、「その他のアプリ」をクリックします。
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- もう一度一番下にスクロールして、「このPCで別のアプリを探す」をクリックします。
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- 下記の画面が表示されます。Cドライブ>「Windows」>「System32」フォルダに入り、「isoburn.exe」を見つけて選択し、「開く」をクリックします。
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- こうすればWindows ディスク イメージ書き込みツールが表示されます。
サードパティ製ソフトで手間かけずに「isoburn.exe」を起動する方法
Cisdem DVD Burnerは、様々な形式の動画を直接ISOファイル、DVDフォルダ、家庭用DVDプレイヤーで再生できるDVDディスクに作成することができるソフトです。また、Windowsのディスクイメージ書き込みツールを呼び出して、ISOファイルをDVDディスクに書き込むこともできます。「isoburn.exe」が見つからない、どこにあるかわからない場合は、Cisdem DVD Burnerを使いましょう。
- Cisdem DVD Burnerを起動します。右上隅の三本の線ボタンをクリックして、「ISOファイルを書き込む」を選択します。
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- DVDに書き込みたいISOファイルを見つけ、「開く」をクリックします。
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- そしてWindows ディスク イメージ書き込みツールが起動されます。DVDドライブをPCに接続し、ディスクを挿入して「書き込み」ボタンをクリックすればOKです。
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Cisdem DVD Burnerで直接ISOファイルを作成したり、DVDディスクを焼いたりできますので、興味のある方はこちらでその使い方を確認してください。
Macの場合
- DVDドライブをMacに接続し、空のディスクを挿入します。
- Finderを起動し、ISOファイルを保存しているフォルダに入ります。そのISOファイルを右クリックして、「ディスクを作成」をクリックします。(一部のmacOSの場合、「ディスクイメージ”OOO.iso”をディスクに書き込む」をクリックします。)
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- 「ディスクを作成」をクリックすればISOファイルをDVDに書き込むことができます。
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注意:DVDドライブをMacに接続しないと「ディスク作成」項目が表示されない場合があります。

おまけ:Cisdem DVD BurnerでISOファイルを作成する方法 / 動画を直接DVDに書き込む方法
ステップ 1. Cisdem DVD Burnerをダウンロードし、インストールします。
無料ダウンロード Windows 10とそれ以降
無料ダウンロード macOS 10.12とそれ以降
ステップ 2. ソフトを起動します。デフォルトで「ソース」画面に入ります。ドラッグ&ドロップで動画を追加します。
追加した動画は、ドラッグで並び順を調整できます。下でディスクの残り容量を確認できます。
左下でディスクの容量「DVD-5(4.4G)」、「DVD-9(7.7G)」を設定したり、DVDに書き込む動画の画質(ディスクに合わせる/高画質/標準)を変更したりすることができます。
テレビ放送方式は、「NTSC」に設定してください。

ステップ 3. 各タイトルの右下の
ボタンで動画編集画面に入り、動画を編集することができます。チャプターを追加するのも可能です。設定完了後は必ず「保存」ボタンをクリックしてください。
編集が不要な場合は、直接ステップ 4に飛びましょう。

ステップ 4. 「メニュー」タブに移動します。こちらでDVDメニューを作成できます。メニューが不要な場合は、⑤のところの「メニューなし」を有効にして、直接次のステップに飛んでください。
メニューが必要な場合、右カラムの「テンプレート」項目でメニューテンプレートを選択できます。そしてカスタマイズもできます。
メニューはデフォルトでは1ページに4つのタイトルが表示されます。4つ以上のタイトルを追加すると2つまたはそれ以上のページに分けられます。①のようです。④のところのボタンを使えばタイトルを前のページに移動したり、後ろのページに移動したり、新しいページを作成したりできます。
チャプターを追加した場合、②のように、そのタイトルの下にチャプターメニューが表示されます。
タイトルやチャプターを選択して、③の「サムネイル」をクリックすれば、動画のスクリーンショットをそのサムネイルにすることができます。

ステップ 5. メニュー作成後、「プレビュー」タブに移動します。こちらで作成したDVDをプレビューできます。

ステップ 6. 最後は「書き込み」タブに進んで、DVDを作成します。ISOファイル、DVDディスク、DVDフォルダを作成できます。そして一度に複数枚のディスクを作成したい場合は、「コピー数」で設定できます。
設定完了後、「書き込む」ボタンをクリックすればOKです。

まとめ
WindowsとMacの標準機能でISOをDVDに書き込む方法は以上になります。標準機能でうまく行かない場合は、サードパーティ製ソフトを使ってみましょう。直接動画をISOファイルに作成したり、DVDディスクに書き込んだりしたい場合は、Cisdem DVD Burnerが一番おすすめです。
JK TamはCisdemのリード開発者であり、クロスプラットフォームソフトウェア開発における20年以上の実践的経験を編集チームにもたらしています。現在、データ復旧およびDVD書き込みに関連するすべての記事の主要技術承認者を務めています。












