【2025】iCloudの完全削除したファイルを 復元する方法(iPhoneも紹介)
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iCloudを使えば、いろんなデバイスでファイルを同期することができますので、情報の共有とデータの送信が簡単になります。このデバイスでした仕事を、他のデバイスで再開できますし、ファイルをクラウドに保存することで、ローカルストレージスペースを節約できます。
しかし、データの消失が発生する可能性もなくはないです。iCloudユーザが、大切なファイルが急に見つからなくなった状況に遭遇する場合があります。この状況に備え、この記事では、Mac、iPhone、iPadなどで完全に削除したiCloudファイルを復元する方法と、最近削除したiCloudファイルを復元する方法を紹介します。
Cisdem Data Recovery
お手軽に完全に削除したiCloudファイルを復元できるソフト
- macOSとWindowsシステムでiCloudファイルを復元する
- 完全に削除したファイルと最近削除したファイルを復元する
- 動画、音楽、画像、ドキュメントなど200種類以上のファイルに対応
- ファイルを直接iCloudや他のクラウドサービスに復元できる
- 破損した動画、画像、文書を修復する
- キーワード、ファイルサイズ、作成日、変更日などで特定のファイルを素早く見つけ出す
- 復元する前にiCloudファイルをプレビューできる
無料ダウンロード macOS 10.9とそれ以降
iCloudファイル復元に関して知っておくこと
この記事は主に削除したiCloudの写真やファイルを復元する方法について紹介しますが、その前にまずiCloud復元について知っておくべきことと注意事項を説明したいと思います。
削除されたiCloudファイルはどこに移動されたのか?
iCloud Driveからファイルを削除する場合、削除されたファイルは「最近削除した項目」フォルダに移動されます。以前ファイルを削除したことがない場合、iCloudは「最近削除した項目」というフォルダを作成して、削除されたファイルを保存します。
最近削除したファイルはiCloudにどのくらい保存されるか?
30-40日くらい保存されます。
全ての削除されファイルは完全削除されるまでの残り時間が表示されます。期限が過ぎたらそのファイルは完全に削除されます。一般的には、「最近削除した項目」フォルダに移動されたファイルは30日後に完全削除されますが、iCloudユーザによると、一部のファイルが40日間保存される場合もあります。その理由はアップル公式サイトでは見つけませんでした。
完全に削除されたiCloudファイルは永遠に消えるのか?復元できるか?
完全に削除したiCloudファイルはiCloudサーバーから消えますので、ご自分のiCloudアカウントでそのファイルを見つけたり、復元したりすることができなくなります。ですが、一部の場合、そのファイルがまだ復元できるかもしれません。例えば、MacやiOSデバイスからファイルをiCloudにアップロードした場合、そのファイルのデータがMacやiOSデバイスに残ります。デバイスからそのファイルを完全削除しても、そのデータがまだ残っているかもしれません。この場合、データ復元ソフトで復元できます。
iCloudで復元できるファイルの種類は?
iCloudはAppleアプリで作成したファイルとデータや、iCloud Driveに保存されているいろんな種類のファイルに対応しています。
- メール
- 連絡帳
- カレンダー
- 写真と動画
- Notesファイル
- Pagesファイル
- Numbersファイル
- Keynoteファイル
- Officeファイル(Word、Excel、PPTなど)
- その他(アーカイブ、音楽、exeファイル、dmgファイル、ウェブページ、ブックマークなど)
MacとWindowsでiCloudファイルを復元する方法
この部分では、iCloudから最近削除したファイルと30日間が経って完全に削除されたファイルを復元する方法を紹介します。iCloudユーザがMacを利用している場合が多いですが、Windowsユーザもいるかもしれませんので、ここではMacとWindowsで利用できる復元方法を紹介します。
iCloudから完全削除した写真などのファイルを復元する方法
上記でも説明しましたが、削除された30日間以上経ったiCloudファイルは、icloud.comから復元することができなくなります。しかし、そのファイルは元々MacまたはWindowsパソコンに保存されていた場合、たとえパソコンにあったファイルもすでに完全削除されても、そのデータがまだ残っているかもしれません。残存データが新しいデータによって書き換えされる前に、一刻も早くデータ復旧ソフトで復元してみましょう。
このような残存データを復元する一番おすすめなソフトは、Cisdem Data Recoveryです。その操作が簡単で、復元率が高く、人々に愛用されています。
Cisdem Data Recoveryがおすすめの理由
- ファイルを直接iCloudに復元できる
- macOS Sonoma及びそれ以前のバージョン、そしてWindowsパソコンに対応している
- 動画、写真、音楽、アーカイブ、メール、RAWファイルなど、200種類以上にファイルに対応
- 破損した、再生できない動画(MP4、MOV、AVI、M4Vなど)を修復できる
- パソコンに接続している外付けデバイス(USBメモリ、SDカードなど)に対応
- ファイル名、サイズ、作成日、変更日、キーワードなどで素早く復元したいファイルを見つける
- 復元する前にファイルの内容をプレビューできる
- スキャン結果を保存して、途中で用事ができてもあとで再開できる
Cisdem Data Recoveryを使ってiCloudから完全削除してファイルを復元する操作手順
- Cisdem Data Recoveryをダウンロード、インストールし、起動します。
無料ダウンロード macOS 10.9とそれ以降 - スキャンするディスクを選択する
メイン画面の左サイドバーで「ディスク」をクリックします。iCloudファイルがパソコンに保存されていた頃の保存ディスクを選択して、「失われたファイルを検索」をクリックしてスキャンを始めます。![]()
- 削除したiCloudファイルを探す
スキャン完了後、見つけた全てのデータが表示されます。ファイルサイズ、キーワード、変更日などで復元したiCloudファイルを見つけます。![]()
- 削除したiCloudファイルを復元する
見つけたiCloudファイルをダブルクリックすればその内容を確認できます。そして「復元」ボタンをクリックすれば、削除したiCloudファイルをローカルドライブまたはクラウドに復元できます。![]()
iCloudから最近削除したファイルを復元する方法
削除されて30日経っていないiCloudファイルの場合、簡単に復元できます。2つの状況に分けて紹介します。
状況 1:iCloud DriveまたはiWorkアプリで削除したファイルを復元する
- パソコンでブラウザでicloud.comにアクセスします。そしてApple IDでiCloudにログインします。
![recover files from icloud drive 01]()
- 2要素認証を使った場合、iOSデバイスで接続を許可して、確認コードを入力します。
![recover files from icloud drive 02]()
- iCloud Driveに入ります。
![recover files from icloud drive 03]()
- 左のサイドバーで最近削除した項目に入ります。
![recover files from icloud drive 04]()
- 復元したファイルを選択して、「復元」ボタンをクリックしてそれをiCloudに復元します。一度に最近削除したファイルを全て復元することもできます。
![recover files from icloud drive 05]()
状況 2:最近他のアプリから削除したファイルを復元する
- 上記と同じように、icloud.comにアクセスして、ログインします。
- 下にスクロールして、データ復元項目に入ります。
![recover files from other apps 01]()
- ファイルを復元をクリックします。
![recover files from other apps 02]()
- 復元したいファイルを選択して、復元ボタンをクリックすれば、削除したiCloudファイルを復元できます。
![recover files from other apps 03]()
iCloudからファイルを復元する方法のYouTube動画はこちら:
iPhoneとiPadで削除したiCloudファイルを復元
この部分では、iOSデバイスで完全に削除した、最近削除したファイルを復元する方法を紹介します。
iPhone、iPadのiCloudから完全に削除したファイルを復元する方法
完全に削除したファイルを復元する場合、iOSデバイスにある「iCloudバックアップから復元」という機能が役に立つかもしれません。この機能でファイルを復元する場合、iPhoneまたはiPadにある全ての設定やデータが上書きされますので、まず現在のiOSデータをバックアップしておくのがおすすめです。
また、この機能は、iCloudバックアップが有効になっている場合のみ利用できますのでご注意ください。

下記では、iPhoneで完全に削除したファイルを復元する操作手順を紹介します。Wi-Fiに接続している時に復元を行うように注意してください。
- iOSデバイスで設定>一般>転送またはiPhoneをリセットをタップします。
![restore from icloud backup 02]()
- 「すべてのコンテンツと設定を消去」をタップし、続けます。
![restore from icloud backup 03]()
- Apple IDパスワードを入力して消去を始めます。
- 数分間待てば、iPhoneが再起動して、アプリとデータ画面に入ります。「iCloudバックアップから復元」を選択します。
![restore from icloud backup 04]()
- AppleアカウントでiCloudにログインします。
- iCloudファイルが完全に削除される前のバックアップを選択します。これで完全削除したファイルはiPhoneに復元されます。これらのファイルをまたiCloudにアップロードできます。
注意:このようにiPhoneのファイルをすべて消去し復元する方法がしたくない場合は、iPhone Data Recoveryのようなデータ復元アプリを使うのがおすすめです。
iPhoneとiPadで最近削除したiCloudファイルを復元する方法
iPhone/iPadのファイル管理アプリで、最近削除したすべてのiCloud Driveファイルとローカルファイルを復元することができます。
- iOSデバイスでファイルアプリに入ります。
![recover recently deleted icloud files ios 01]()
- ブラウズタブで最近削除した項目に入ります。
![recover recently deleted icloud files ios 02]()
- 復元したいファイルを選択して、復元ボタンをタップすればOKです。
![recover recently deleted icloud files ios 03]()
まとめ
iCloudの最近削除したファイルを復元するのが簡単ですが、完全に削除したファイルを復元するのが難しいです。この記事が少しでも役に立つといいです。完全に削除したiCloudファイルの場合、専門のデータ復元ソフトを使ったほうが一番成功率が高いかもしれません。
JK TamはCisdemのリード開発者であり、クロスプラットフォームソフトウェア開発における20年以上の実践的経験を編集チームにもたらしています。現在、データ復旧およびDVD書き込みに関連するすべての記事の主要技術承認者を務めています。

















みっき
iCloudに入れたメールは今どう探しても見つからなかったです。これはデータ救出ソフトに頼るしかありませんね。