Macで消えた写真を復元する方法13選(アップデートなどが原因で)
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macOSをMontereyからVentura、VenturaからSonoma、SonomaからSequoia、SequoiaからTahoe、あるいは以前のバージョン(Catalina、Mojave、High Sierraなど)からBig Surにアップデートするとき、何らかのエラーが発生して、「写真アプリにある写真が全て消えた」と、助けを求めている方がいます。
なぜ写真が消えるのか、どうすれば復元できるのか?この記事では、アップデート後に消えたMacの写真/アルバムを復元する方法を紹介します。
なぜ写真はMacから消えるのか?消えた写真はどこにあるのか?
写真が消える理由は色々あり、具体的にどの理由で消えたのかを特定するのが難しいです。考えられる理由は以下になります。
- macOSアップデートの中断、急な強制終了、システム・アプリのクラッシュ、ディスクの故障などによって、写真ライブラリのデータベースが破損した
- 複数のデバイスにおけるiCloud写真の同期を有効にしたが、MacでiCloudの写真ライブラリが無効にされてしまい、写真が同期できず、消えてしまった
- 複数人でMacを共有している場合、他人のアカウントにログインしたことで写真が消えたと誤認する可能性もあります。また、Macに複数の写真ライブラリがある場合、誤って別のライブラリを開いてしまい、写真が消えたと誤認する可能性もあります。
- macOSアップデートに必要な空きスペースが足りなく、データが上書きされた
- 誤削除または他人による削除
- マルウェアまたはウイルス攻撃によって写真がフォーマットされた/消えた
この記事では、macOS TahoeまたはSequoiaにアップデートした後に写真が消えた場合の解決方法と、原因がわからず、消えた写真を復元する方法を紹介します。
macOSをアップデートした後に消えた写真を復元する方法
写真アプリを再起動することで復元できる場合もありますが、再起動が役に立たなく、macOSのアップデート直後から写真が見当たらない場合は、下記の8つの復元方法を試してみましょう。
#1 正しいライブラリまたはアカウントを選択する
「写真ライブラリ」は、すべての写真ファイル、サムネイル、メタデータ情報などが保存されているデータベースです。Macに複数の写真ライブラリがある場合、誤って別のライブラリを読み込んでしまい、写真が消えたと誤認することもあります。
- 写真アプリを起動し、「写真」>「設定」をクリックします。

- 「一般」タブに入り、「Finderに表示」でシステム写真ライブラリの保存場所を確認します。

- 正しい写真ライブラリが保存されている場所へ移動し、ダブルクリックで開きます。

- 「切り替え」をクリックして、正しい写真ライブラリを読み込みます。これで消えた写真が復元されます。

また、複数人でMacを共有している場合、自分のユーザアカウントやApple IDにログインしているかも確認しましょう。
- メニューバーのアップルアイコンをクリックして、ログインしているアカウントを確認します。自分のアカウントではない場合、ログアウトし、正しいアカウントに切り替えます。

- システム設定>Apple IDを開き、現在使っているApple IDを確認します。自分のApple IDではない場合、サインアウトし、正しいApple IDに切り替えます。

#2 Macで写真アプリを修復する
ライブラリフォルダを見つけたが、中に写真が見つからない場合、そのライブラリが壊れているかもしれません。幸いなことに、写真アプリにライブラリを修復する機能が提供されていますので、この機能で消えた写真を復元できるかもしれません。
1. ライブラリのFirst Aidを始める前には、まずタイムマシンでHDDのバックアップを取るのがおすすめです。
2. 写真ライブラリを修復するのに数時間かかる場合があります。この間にMacが遅くなりますが、ほかのアプリを使うことができますので、修復と同時にほかのことをするのが可能です。
- 写真アプリが起動している場合、一旦終了します。
- OptionキーとCommandキーを押しながら写真アプリを起動します。
- 「修復」ボタンをクリックすれば、アップデート後に消えたMacの写真を復元できます。修復を開始するにはパスワードを入力する必要があるかもしれません。

- 修復が完了するまで待ちます。そして写真ライブラリーは自動的に開きます。消えた写真が元に戻ったのかを確認しましょう。

修復することでiCloudとの同期が無効になる可能性がありますので、完了後に「写真」>「設定」>「iCloud」で同期を確認してください。
#3 手動で写真ライブラリを読み込む
写真ライブラリを修復しても消えた写真が復元されない場合は、手動でライブラリのコピーから写真を読み込み、ライブラリを再構築してみましょう。
例えば、以前iPhotoアプリで作成したライブラリが現在の写真アプリで読み込めない場合、手動で再読み込みを行うことで問題を解決できることがあります。
- Finderを開き、ピクチャフォルダに移動します。
- 写真ライブラリを右クリックし、「パッケージの内容を表示」を選択します。

- オリジナルフォルダが空になっているかどうかを確認します。

- 空になっている場合、ごみ箱に移動することで写真ライブラリを丸ごと削除します。

- そして写真アプリを起動し、「ファイル」>「読み込む」をクリックします。

- 正常に開き、写真を閲覧できる写真ライブラリを見つけ、「読み込む項目を確認」をクリックします。

- これで消えた写真が表示されます。

#4 写真ライブラリにある写真が消えた?オリジナルファイルを探しましょう!
写真アプリに写真を読み込む際に、「項目を写真ライブラリにコピー」にチェックを入れていない場合、その写真のオリジナルファイルは元のフォルダに保存されます。もしそのオリジナルファイルを外付けHDDに移動し、そしてその外付けHDDをパソコンから外した場合、写真アプリでその写真を見つからなくなります。この場合、写真アプリの「統合」機能で消えた写真を復元できるかもしれません。
- 写真アプリを起動します。「写真」>「設定」>「一般」で、「項目を写真ライブラリにコピー」にチェックを入れます。

- 写真アプリでそしてメイン画面に戻り、消えた写真を1枚見つけて、クリックします。
- 「ファイル」>「統合」をクリックします。

- 「コピー」をクリックします。すると写真は写真ライブラリに移動され、iCloudにもアップロードされます。これでいつでもどこでもアクセスできるようになります。

#5 iCloudをサインアウトし、またサインインする
一般的には、macOSのアップデートでiCloudのアカウントが自動的にサインアウトになることはないですが、AppleがiCloudの利用規約を変更して同意を求めた場合や、アップデート中にキーチェーンが一時的に切断された場合、そしてセキュリティ上の理由で再認証が必要になった場合などに、時々サインアウトされてしまうこともなくはないです。
iCloudの同期に遅延が発生し、写真が消えたように見える場合、iCloudアカウントを一度サインアウトし、再度サインインすることで同期を促進することが可能です。
- システム設定を開き、「サインイン」をクリックします。
- Appleアカウントを入力し、「続ける」をクリックします。
- パスワードを入力し、「続ける」をクリックします。
- すでにサインインしている場合は、一度「システム設定」で「サインアウト」をクリックしてから、再度サインインしてください。
- 写真アプリを起動し、「設定」に入ります。
- iCloudタブに移動し、「iCloud写真」にチェックを入れます。そして消えた写真が復元されたかを確認します。

#6 非表示の写真を表示する
写真が消えたように見えるが、実際ただ非表示にされた場合もあります。また、写真をiCloudで同期している場合、ほかのデバイスで写真を非表示にすると、Macでもその写真が非表示にされます。非表示にされた写真を表示したい場合は、下記の2つの方法でできます。
① 非表示アルバムを表示
- 写真アプリを起動し、上部メニューで「表示」>「非表示アルバムを表示」をクリックします。
![show hidden photo album 01]()
- これで非表示にされていたアルバムが左のサイドバーに表示されます。クリックしてアルバムを開き、中で消えたMac写真を見つけ、右クリックして非表示をキャンセルします。
![show hidden photo album 02]()
#7 ディスクユーティリティでMacの写真ライブラリを修復する
写真ライブラリのエラーを修復するもう一つの方法は、Macのディスクユーティリティを使うことです。Macで「ボリュームは正常に動作していません」、「写真アプリは予期しない理由で終了しました」などのメッセージが表示される場合、この方法を使ってみましょう。数ステップで簡単にMacで消えた写真を復元できるかもしれません。
- Finder>アプリケション>ユーティリティ>ディスクユーティリティを開きます。
- 「表示」>「すべてのデバイスを表示」をクリックします。
![repair using disk utility 01]()
- 写真が消えたディスクを選択して、「First Aid」をクリックします。

- 「OOでFirst Aidを実行しますか?」のメッセージが表示されます。「実行」をクリックして修復を始めます。
![repair using disk utility 03]()
修復完了後、Macの消えた写真が復元されたのかを確認します。復元されていない場合は、ほかの方法を使ってみましょう。
#8 macOSを再インストールする
ベータ版のmacOSの不具合や、macOSのアップデートの中断などが原因でMacの写真が消えてしまう可能性もあります。この場合、OSを再インストールすることで問題が解決する可能性があります。
- まずはTime Machineでデータを外付けHDDにバックアップします。
- Appleのガイドに沿ってリカバリーモードからMacを起動します。
- 「macOS Sequoiaを再インストール」を選択し、「続ける」をクリックします。

- 再インストールが完了すると、Macが自動的に再起動します。画面の指示に従って初期設定を行います。
- 写真アプリを起動し、消えた写真が復元されたかを確認します。
Macで消えた写真を復元する方法
上記のすべての方法を試しても消えた写真が復元されない場合は、以下の方法を使ってみましょう。
#1 一番簡単な復元方法:Cisdem Data Recoveryを使う
一番簡単かつ迅速にOSアップデート後に消えた写真を復元する方法は、専門のデータ復元ソフトを利用することです。簡単で操作できる上、復元する成功率も高く、時間も節約されます。
Cisdem Data RecoveryはMacの内蔵HDDから消えた/削除された写真や動画、音楽を復元することができる、もっともおすすめのデータ復旧ソフトです。macOS Tahoe、Sequoia、Sonoma、Ventura、Monterey、Big Surにアップデートした後に写真が消えて、しかもタイムマシンでバックアップを取っていない場合、このソフトを使って復元してみましょう。Cisdem Data Recoveryは消えた写真を復元できるだけではなく、復元する前に写真をプレビューしたり、破損した写真を修復したりすることもできます。
私がテストしたところ、ドライブのスキャン(300GBのSSD、使用量239GB)にかかった時間は約20分でした。その結果、3,652,000枚の写真を含む、合計727.25GBの紛失データを復元することに成功しました。
macOSアップデート後に消えた写真を簡単に復元する操作手順
- ステップ 1. データ復旧ソフトをインストール
MacでCisdem Data Recoveryの無料体験版をダウンロード、インストールし、起動します。
無料ダウンロード macOS 10.9とそれ以降 - ステップ 2. 消えた写真が保存されていた場所を選択する
「ディスク」タブで、消えた写真がどのディスクに保存されていたかを選択して、「紛失データの検索」をクリックします。
![]()
- ステップ 3. スキャンし消えた写真を見つける
スキャンが始まります。「種類」>「画像」に入り、消えた写真を探します。キーワードで検索したり、画像の種類やファイルサイズ、変更日などで素早く写真を見つけることができます。
![]()
- ステップ 4. Macで消えた画像をプレビューして、復元する
見つけた写真をダブルクリックすればプレビューできます。「復元」ボタンをクリックすれば写真を復元できます。
![]()
これでmacOSアップデート後に消えた写真を復元することができました。
Tips: 消えてしまった写真のiCloudバックアップがある場合は、Cisdemの「iCloud Recovery」モードを使って写真をMacに戻すことができます。

#2 最近削除した項目からアップデート後消えたMac写真を復元する
誤って写真を削除してしまった可能性もありますので、Macの写真アルバムが消えた場合、写真アプリの「最近削除した項目」を確認してみてください。
- 写真アプリを起動します。
- 「最近削除した項目」に入ります。
- 消えた写真を見つけ、右クリックします。
- 「復元」をクリックすればMacで消えた写真を復元できます。

注意事項:
- 「最近削除した項目」にある写真は30日後に完全削除されますので、30日以内に復元する必要があります。
#3 タイムマシンでアップデート後に消えたMac写真を復元する
消えたMac写真を復元できないが、タイムマシンでバックアップを取った場合、タイムマシンで復元しましょう。
タイムマシンでアップデート後に消えたMacの写真を復元する操作手順
- 写真アプリが開いている場合、終了します。
- Time MachineのバックアップドライブをMacに接続します。
- Time Machineに入ります。

- 利用可能なバックアップが全て表示されます。復元したい写真(または写真ライブラリ)を選択します。

- 「復元」をクリックして消えた写真を復元します。

#4 iCloudのバックアップからMacの消えた写真を復元する
タイムマシンでバックアップを取っていないが、iCloudでバックアップしている場合、iCloudアカウントにアクセスして、消えた写真がクラウドにあるのかを確認してみてください。iCloudとMacとの同期を無効にしたかもしれませんので、同期を有効にして、消えた写真をiCloudからもう一度MacにダウンロードすればOKです。
- ブラウザでiCloud.comにアクセスして、ログインします。
- 「ライブラリ」>「写真」に入り、Macに復元したい写真を選択します。
- 「ダウンロード」ボタンをクリックして、消えた写真をMacにダウンロードして復元します。

- 写真が見つからない場合、最近削除したファイルを確認しましょう。

#5 iPhoneのバックアップでMacの消えた写真を復元する
以前iPhoneで消えた写真のバックアップを作成したことがある場合、iPhoneを以前のバージョンに戻し、写真をiCloudににアップロードして、各デバイス間で同期させることで、消えた写真を復元できるかもしれません。
- iPhoneをMacに接続します。
- FinderでiPhoneを選択し、「今すぐバックアップ」をクリックしてiPhoneのコピーを作成し、後で最新の状態へ簡単に戻せるようにします。
- iPhoneの復元」をクリックして、消えた写真など、バックアップデータを選択し、復元します。
- iPhoneで「設定」>「Apple ID」>「iCloud」>「写真」に移動し、iCloud写真の同期を無効にします。
- iPhoneのブラウザでiCloud.comにアクセスしログインして、消えた写真をiCloudアカウントにアップロードします。
- MacでiCloudの同期を有効にすれば、写真はMacに復元されます。
- 最後はステップ 2で作成したバックアップを使ってFinderからiPhoneを最新の状態へと復元します。
最後に
Macにここ数ヶ月、または数年以上からの写真を保存している方がいます。大切な写真ですので絶対に失くしたくないですが、macOSのアップデートやほかの理由で削除されたり、消えたりする場合があります。それを防止するために、クラウドやほかのHDDにバックアップするのが一番重要なことです。
万が一、macOSアップデート後にMacの写真が消えた場合、上記の方法で復元してみましょう。専門のデータ復旧ソフトを使うのが成功率が高くなると思います。
JK TamはCisdemのリード開発者であり、クロスプラットフォームソフトウェア開発における20年以上の実践的経験を編集チームにもたらしています。現在、データ復旧およびDVD書き込みに関連するすべての記事の主要技術承認者を務めています。







