書式付き!MacでPDFをEPUBに変換 する方法
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今日の電子書籍出版業界で一番よく使われるフォーマットはEPUBとPDFです。読書好きな私にとってiPhone, iPadやKindle Paperwhiteなどの端末でPDFファイルを読むことは苦しいです。それはページめくり機能もなく、PDFのレイアウトもスクリーンの小さいモバイルデバイスの適応しないからです。
ですから、PDFをEPUBに変換することは必要になりました。今回の文章ではMacで書式付きのPDFをEPUBに変換する6つの方法を紹介します。
【おすすめ】Macで書式付きのPDFをEPUBにどのようにして変換できますか
電子書籍をよく読む方々に対して、PDFとEPUBはいつも利用している二つのフォーマットでしょう。
PDFは「移動式ドキュメンタリーフォーマット(portable document format)」の略称で、どのようなデバイスでも文章や図版のレイアウトが一致して表示するために開発されました。多くのPDFビューアがか開発された今、PDFフォーマットは使いやすくて実用的なフォーマットになっています。なぜなら、PDFは書式付きのフォーマット、つまり、デバイスのスクリーンに適応できるように文字を拡大や縮小しないからです。
EPUBは「電子出版物(electronic publication)」の略称で、その本質はHTML・CSS・他のメディアファイルを圧縮したZIPファイルからできたファイルです。EPUBの際立つメリットはテキストが自動的にレフローできることです。EPUBを閲覧するとき、ファイルはウェブのように内容をスクリーンに適応してフォントや行高を最適にします。
まとめていうと、PDFはプレゼンテーション、シェアやプリントすることに相性のいいフォーマットで、EPUBは本を読むときにおすすめのフォーマットです。
オンラインサービスを利用してPDFをEPUBに無料で変換したっ結果、期待外れと感じたことは皆さんにもありませんか。特に変換したEPUB書籍のレイアウトは消去されたゆえに、ほとんどの場合本は読みにくくなります。ですから、私はPDFをEPUBに変換できる専門のソフトを使うことで、このような問題を解決しました。ここでMacユーザーにおすすめしたいソフトはCisdem PDF Converter OCRです。
Cisdem PDF Converter OCRはPDFをEPUBに変換できる超使いやすいツールを提供し、変換するときの書式やレイアウトもできるだけそのままにします。MacでPDFをEPUBに変換できる他、MS Officeフォーマット(Word, Excel, PowerPoint), iWorkフォーマット(Pages, Keynote, Numbers)や色々な画像フォーマットへの変換機能をCisdem PDF Converter OCRは提供します。逆に、PDFからの変換もよくできています。
光学式文字認識 (OCR) ができるため、CisdemはスキャンしたPDFや画像ファイルを15種類の言語にも変換できます。大量のPDFファイルを効率よく変換できる一括変換機能も提供します。
では、次の説明に沿って、書式付きのPDFをMacでEPUBに変換してみましょう。
- ステップ1、MacでのCisdem PDF Converter OCRソフトを無料でダウンロードし、インストールします
無料ダウンロード macOS 10.13及び以降 - ステップ2、PDFファイルをアップロードします
変換したいPDFファイルを「Convertor」画面にドラッグ&ドロップします。一度に200以下の大きなPDFを変換できます。
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- ステップ3、OCRモジュールをダウンロードします
光学式文字認識 (OCR) できるPDFファイルをアップロードした場合、ソフトは新規ユーザーにOCRモジュールのダウンロードを提示します。
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- ステップ4、変換する範囲を特定します
変換する範囲を全ページ、一連のページ、いくつかの特定の(1, 4, 5-9のような)範囲に設定できます。
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- ステップ5、「EPUB」を出力フォーマットに設定します
フォーマットボタンをクリックして、ドロップダウンメニューで「EPUB」を選択します。 - ステップ6、Macで書式付きのPDFをEPUBに変換しましょう
PDFをEPUBに一括変換します:保存先を選択して、「Convert」ボタンをクリックしたら、書式付きのEPUBファイルは選択された保存先に出力します。
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【フリー】Calibreを使ってMacでPDFをEPUBに変換方法
Calibreはオープンソースの無料クロスプラットフォームソフトで、あなたの所有している電子書籍を専門的に管理できます。Calibreでは電子書籍を閲覧、編集や変換でき、特にPDF・PUB・MOBI・AZW3・DOCX・RTF・ZIPなどの幅広いフォーマットに変換できます。Calibreを活用できたら、電子書籍やオンラインニュースの取得にも役立ちます。
メリット:
- 基本無料でMac、WinとLinuxの互換性を備えていること
- 電子書籍の管理に役立つ豊富な機能
- 電子書籍を閲覧でき、一般のフォーマットに変換できること
- Kindle Paperwhiteなどの電子書籍リーダーに同期できること
デメリット:
- 操作画面がきれいでないこと
- PDFからEPUBへの変換はかなり時間がかかること
- 出力ファイルの品質の安定していないこと
- リンクと表は変換した後消去されること
- 機能や設定のたくさんあることで初心者に親しくないこと
Calibreを使ってMacでPDFをEPUBに変換する手順
- 「本を追加」のボタンをクリックすると、(DRM保護なしの)電子書籍をCalibreにインポートできます。じかにファイルをソフト画面にドラッグしてもよろしいです。
- 変換したいPDFをクリックし、ハイライトにします。次に「本を変換」を右クリックし、「個別に変換」か「まとめて変換」を選択します。
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- ポップアップ画面で、EPUBを出力フォーマットにします。出力ファイルのフォント、テキスト、レイアウト、スタイルを設定できます。
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- 「OK」ボタンをクリックすると、Calibreを使ってMacでPDFをEPUBに変換できます。
- 書籍の詳細インフォーメーションのバス部分でリンクの「Click to open」をクリックしたら、変換したファイルを見つけます。
CalibreでPDFをEPUBに変換するおすすめ設定
| タブ | 設定 |
|---|---|
| 外観 | 最小の行高を「120%」から「100%」にします |
| ページ設定 | 「Default Output Profile」と「Default Input Profile」を選択します |
| 構造検出 | 「章の検出(XPath)」で「//h:h1」を使います |
| EPUB出力 | 「表紙のアスペクト比を保つ」にチェックを入れます |
注意:
CalibreはPDFテキストのコピー、ブックマークの添加、ハイライト、フォントの適応、サーチ、プリント、特にPDFを直に閲覧できる電子書籍ビューアがあります。ただし、独自のソフトでないため、「Launchpad」では起動できない。電子書籍ビューアでPDFを閲覧するときは図の示すように右クリックしてください。

【オンライン】MacでPDFからEPUBへの変換によく使われる3つのサイト
1. Convertio
ConvertioはMacで一番使いやすい変換サイトかもしれません。ファイルシェアが使いやすくて、インターフェースも綺麗なConvertioはたくさんの出力ファイルをサポート(当然EPUBも)します。スキャンしたPDFもConvertioでOCRできます。ただし、無料ユーザーに対して10ページのOCR制限があり、認識したファイルもCisdem PDF Converter OCRより精度は低い。
メリット:
- 90種類以上の出力フォーマットに変換できること
- 出力ファイルを直にDropboxやGoogle Driveに保存できること
デメリット:
- 100MBの制限あり
- 同時に行われる変換は2つだけ
- 出力ファイルはネットで24時間ダウンロードできる状態でいるから、
多くの場合自分で削除しなければならない
Convertioを使って無料でPDFをEPUBに変換する手順
- オンラインドキュメントコンバーターのサイトにアクセスします。
- PDFを自分のMac、Dropbox、Google Driveや他の自分のデバイスからアップロードしてください。
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- 出力フォーマットをEPUBにします。
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- 「変換」ボタンをクリックすると、変換し始めます。一度は2つのファイルだけを変換できます。
- 終了したら、変換したファイルをダウンロードしましょう。また、別のファイルを変換してみましょう。
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2. Zamzar
「Zamzar」はほとんど誰でも使ったことのあるオンライン変換ツールです。「Zamzar」ではPDFファイルを文字ファイル、写真ファイル、動画ファイルなどさまざまな画像フォーマットに出力でき、PDFをEPUBに変換するのもその一つです。それに、変換したいファイル(だたし制限あり、例えば、PDFをEPUBに変換するとき5MBの制限あり)のフォーマットは同じである場合、複数のファイルを一括に変換できます。
メリット:
- (DropboxやOneDriveなどほとんどの)クラウドストレージサイトからアップロードできること
- 無料の一括変換サービス
- 画面の使いやすさ
デメリット:
- 5MBのアップロードと変換の制限あり
- 大きなPDFファイルの場合、変換に時間がかかること
- 1日に2回だけ無料で変換できること
- 出力ファイルはネットで24時間キープするから、多くの場合自分で削除しなければならない
オンラインサイトを使って無料でPDFをEPUBに変換する手順
- Zamzarにアクセスします
- ローカルフォルダ、URLやDropboxなどからファイルをアップロードします
- 出力フォーマットを「EPUB」にします
- 「Convert」をクリックすると、変換は開始します
- 変換したEPUBファイルをダウンロードします

3. cleverpdf
MacでPDFをEPUBに無料で変換するとき、上で述べた方法のほか、cleverpdfも変換できます。この方法はアカウントが不要です。
メリット:
- 便利で無料の変換
デメリット:
- 安定なインターネット接続は必要
- 一括変換機能なし
- 変換元のPDFファイルと出力ファイルの内容やフォーマットは異なる可能性あり
cleverpdfを使ってMacでPDFをEPUBに無料で変換する手順
- https://www.cleverpdf.com/jp/pdf-to-epubにアクセスします
- 「ファイルを選択」にクリックして、変換するファイルをアップロードします。画面の下の部分で設定できます
- 「処理を開始」をクリックして、変換し始めます
- 画面上の「ダウンロード」を選択したら、cleverpdfでPDFをEPUBに変換しました。
【Adobe】AdobeソフトでPDFをEPUBに変換する方法
Adobe AcrobatはPDF編集ソフトの王者と言っても過言ではありません。PDFをWord・Excel・PowerPoint・文字フォーマット・画像フォーマットに変換したい利用者のために、Adobe Acrobatでは上で述べたソフトと同じく変換機能を提供します。しかし、このソフトがPDFを直にEPUBに変換できないことは一部の利用者をかなり困らせたかもしれません。
ですけど今、Adobe社の他のソフトウェアはこの問題の解決策になります。ここでおすすめしたいAdobe InDesignは電子書籍、プレゼンテーション、雑誌、新聞、ポスターをデザインするときの便利なソフトで、多種類のフォーマット変換を支持します。
Adobe InDesignをインストールした方は、次の手順を踏んで、PDFをEPUBに変換しましょう。
メリット:
- PDFをEPUB・HTML・JPEG・PNG・XMLなどのフォーマットに変換できること
- 出力したEPUBファイルが相互式であること
- オブジェクトの操作をできること
デメリット:
- 初心者に難しい
- Adobe Acrobatや他のソフトより高いサブスクリプション料
- ディスク容量をたくさん占めること
Adobeソフトを使ってMacでPDFをEPUBに変換する手順
- Adobe InDesignでPDFを開き、「ファイル」→「書き出し」を選択します。
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- ポップアップ画面で出力フォーマットを「EPUB」にし、ファイルネームを変更します。固定レイアウト型は音声、ビデオや他の相互式の内容をそのまま保存でき、リフロー型は出力先の端末のスクリーンに適応します。
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- 「保存」ボタンをクリックすると、出力ファイルの設定ボックスは画面上表れます。ここでは出力範囲、カバー、画像処理について設定でき、ディフォルトのままで設定してもいいです。
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- 最後に、「OK」ボタンをクリックすると、高画質で書式付きのEPUBファイルを保存しましょう。
【基本アプリ】PDFからEPUBへの変換にはApple Books (iBooks)はどうですか
まず、Apple BooksはPDFをEPUBに変換する機能はありません。
Apple社はmacOS、iPadOS、iOSで電子書籍(特にEPUBフォーマット)を閲覧、保存、作成できる基本アプリApple Booksを搭載しています。このソフトでEPUBやPDFをインポートできますから、MacでApple Booksを使うと簡単にPDFを開くことはできます。
しかし、Apple BooksはPDFを変換できません。PDFファイルは「Preview」でしか閲覧できない。これはPDFファイルに対して、Apple Booksは保存だけできるからです。PDFをEPUBに変換したい方は、上で述べたような方法を使ってください。

まとめ
PDFをEPUBに変換できる方法はたくさんありますが、その要点は同じで、Cisdem PDF Converter OCRのような「専門家」ソフトに頼ることです。専門のソフトは時間や精力を無駄にしない他、その出力ファイルも一番使いやすいものです。
Liam LiuはCisdemのPDF製品ライン全体を担当し、関連するすべての編集コンテンツの技術承認者を務めています。彼はPDFおよび文書管理技術に深い専門知識を持ち、ほぼ10年の開発経験があります。











